危険な香りの落語会
2006-07-18


大銀座落語祭2006。

ヤマハホール。
「危険な香りの落語会」と題しまして,第一部が「月亭可朝
落語会」,第二部が「生の横山ノック先生ついに登場」。
というはずだったのですが。
「インターネットで書かないでくれ」と言われましたが,スポー
ツ紙に記事が出ておりますので構わないでしょう。
ノック先生が緊急入院してしまったらしく,出演キャンセルと
いうことになりました。
残念でしたねえ。
代わりに春風亭小朝,林家正蔵の両師匠が駆けつけました。
まあ主催者側ですから気を遣ったのでしょうが,大変です。
まるっきり趣旨が違ってしまったのですが,これで1200円は
安いな(笑)。

まずは古今亭ちよりんさんの「子ほめ」。
一所懸命さは伝わってきましたね(笑)。
次が三笑亭夢之助師匠の登場。
噺は「寿限無」と「たらちね」を混ぜたものでして(笑)。
つまり寿限無君のところに「たらちね」の嫁さんが来るという
実にいらいらする噺で(笑)。
「寿限たら」というそうです。そのまんま。
そして待ってました,月亭可朝師匠。
例のカンカン帽をかぶって,踊りながらの登場(笑)。
もうねえ,座っているだけでおかしいんですよ。すっとぼけて
てねえ。
噺は「住吉駕籠」。
この噺も可朝師匠にぴったりで。
後で小朝師匠が言ってましたが,ちゃーんと古典をやって
いるのに,ふと見ると,カンカン帽(笑)。
訳がわからない。「ホンマにホンマやで」(笑)。
第一部はそれで終了。
第二部は,ホントならノック先生が登場して,他の出演者に
いじめられるということだったんだと思うのですが。
しょうがないので,春風亭勢朝師匠が司会のようなことに
なり,小朝師匠と正蔵師匠が登場。
結局正蔵師匠が小朝兄さんにいじめられるという図式にな
り(笑)。
しきりに汗を拭いておられました。
他にもなかなかスリリングな会話もありましたが,インター
ネットには書かないでくれと何度も言ってましたので(笑)。
まあ書かないでおこう(笑)。
その後,勢朝師匠の「紀州」。
と言っても,ただの「紀州」ではなく,落語協会の会長選挙
にからめての噺(笑)。
次が立川談笑師匠。
テレビでは小田桐レポーターとして出ておられますね。
タイトルはわからない。新作で,ふらっと入った飲み屋の
店員がビルマの人で(笑)。
放送禁止用語も飛び出し,なかなか危ない噺でございま
した。まあこちらはブラック師や川柳師で免疫ができてま
すからね。
しかし銀座で「おめこ」は新鮮だな(笑)。
そしてトリがなんと桂小枝師匠(笑)。
所謂落語ではなく,漫談でしたけれども,前の小朝師匠が
しゃべり過ぎで時間がおしてましたから。
ちゃんと着物を着て(笑),高座に座ってましたけどね。
例の調子で,こっちまで脳波がおかしくなりそうでしたけれ
ども。
伝説の爆発たまごの話もありましたねえ(笑)。
爆笑の渦でした。

「六人の会」(小朝,鶴瓶,志の輔,正蔵,昇太,花緑)の
似顔絵(南伸坊さん画)が入ったうちわも貰って大満足。
今年は3日間でしたが,来年は5日間になるそうですよ。
これもまた楽しみです。
上方の大師匠の落語を是非見てみたい。
死ぬ前に!(笑)
[芸能]

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