最近教えてもらった店で。
古い洋食屋さんと言ったらいいのかな。
実際かなり古いらしい。
昔の洋食屋さんというのはラーメンがメニューにあった。
日本橋の「たいめいけん」なんかもありますね。
ラーメンも贅沢なものだったのでしょう。
私の伯父も(80近い)子供の頃,母親(私の祖母。生きていたら106歳ぐらいか)に連れられて食べたラーメンの旨かった記憶が残っているそうだ。
で,最近出先で「ひら井」という洋食屋さんのラーメンが結構いいよと聞いた。
「昔の味」であるらしい。
それは確かめなければならない。
どうです。この佇まい(笑)。
嬉しくなってくるねえ。
メニューなどはこのページ↓なんかをご参照下さい。
[URL]
店の中も古色蒼然といった風情。
早速ラーメンを注文。
実はこの日は2回目で,1回目はブロッコリーは入ってなかったはず(笑)。
それはともかく,これはなかなかいい。
麺はちょっと力がない気もするが,味わいはいかにも「昔の味」。
奇を衒ったところが無い。
ややアタリ強めなところも昔風。
スープはこう見えて結構深みのある味で,単純に素材の味が出てくる感じではない。まさに渾然一体となっているところは,流石洋食屋のスープと言うべきか。
すっかり気に入りまして,週1ぐらいは食いたい気分になっております。完全に昼飯ローテーションの一つに加わりました。
こういうのは残してもらいたいなあ。
魚臭いラーメンなんか食いたくねえんだ,こちとら。
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